施工に関するお問い合わせ
「補修」と「補強」の違いは何ですか? また、どのくらい強度に差がありますか?
ニュータフロンTC-4101等のエポキシ樹脂とアラミド繊維等の連続繊維を同時に施工した工法を「補強」、連続繊維を使わずエポキシ樹脂のみを施工した工法を「補修」と呼んでいます。強度が求められる場合は、鉄の7倍の引張強度を持つアラミド繊維を使用した「補強」をおすすめしています。強度比較データはこちら(連続繊維補強工法カタログ)をご覧下さい。
プライマー(下地剤)はなぜ必要なのですか?
塗布面がコンクリートの場合は、時間が経つとコンクリートが中性化(表面劣化)するため、必ずプライマーを塗布して含浸させることにより付着強度が上がります。
主剤と硬化剤を混ぜ合わせてからどの位が可使時間(作業できる時間)ですか?
ニュータフロンTC-4101の場合は、液温20℃の時、主剤と硬化剤の攪拌後、30分ほどで硬化が始まります。
夏場と冬場では、それぞれ施工後どれくらいで硬化しますか?
条件により誤差がありますが、目安として冬場は施工後12時間、夏場は施工後6時間ほどで初期硬化します。完全に硬化するには、24時間ほどかかります。
トップコート(仕上剤)は必要なのですか?
エポキシ樹脂は、紫外線で黄変するため、紫外線の当たる場所ではトップコートを塗布して黄変を抑える必要があります。
木部にはプライマー(下地剤)がいらないのはなぜですか?
木部の繊維層に樹脂が含浸し、表面劣化が起こりにくいのでプライマーは不要です。
製品に関するお問い合わせ
プライマー(下地剤)・トップコート(仕上剤)には一液性と二液性がありますが、違いは何ですか?
一液性は、開封後すぐに塗布できるので施工がスピーディーですが、溶剤臭がします。二液性は、混ぜてから硬化するタイプで、溶剤の臭いはありません。
ニュータフロンTC-4101とAFコートの違いは何ですか?
ニュータフロンTC-4101は、特殊製法でカーボンチョップを混練しているため、2mmほどの厚さに塗ってもダレにくくなっています。塗布にはゴムベラを使用します。AFコートは、ローラー刷毛で塗布できるため施工が簡単なのが特徴です。使い勝手でお選び下さい。
上記の他に不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。